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ぐだぐだ語るよ


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「人間が考え方を改めない限り、エルフが人間の前に姿を見せることは2度とない」


 詳細は違ってると思いますが、バートとルーチェの回想シーンでエルフがこんなことを言っていて驚きました。
 エルフ族がアルヴァニスタとミッドガルズが同盟関係にあることを快く思っていないという設定や、ミッドガルズで魔科学研究者のエルフが魔科学に反対するのは自分たちの力を恐れているからだ、という台詞を発すること等から、エルフが魔科学を忌避していることは以前から把握していたので、マナの枯渇はデリス=カーラーンの住民や精霊と同じような意味をエルフも持つのではないかと推測していたのですが、この台詞で大体想定はあっていたのではないかと思えました。
 少なくとも、魔科学の研究が集落の閉鎖理由であることは間違いなく、深読みすると2度と姿を見せないのではなく、見せれなくなると言っているのではないかと、ちょっとぞっとしました。
 よもや、ミッドガルズの研究者が言うような魔科学が恐ろしいというような理由ではないと考えるのは、エルフを美化して順当としているところもあるかもしれないけれど、どちらかと言えば各地でエルフが参戦してくれることを望む声が聞かれることを鑑みればエルフの能力というのは早々何かを恐れるものでもなく、兵器の威力そのものを恐れるということはないという想定。

 シンフォニア以降の流れに押され、ファンタジアのテーマも「差別」とする見方もあるようですが、私は「立場の違う者への無理解」と捉える方がしっくりきます。
 エルフやダオスが魔科学に反対する理由は、それを研究するハーフエルフへの差別ではなく、その研究そのものが問題であって、だから魔科学に協力する勢力に対して否定的になるし、逆に自分たちとは異質の存在に自分たちでは理解できないマナの枯渇という問題を取り沙汰されてハーフエルフや人間がそれを拒否するのも、差別ではなくまさしく理解できないことで、とてつもない力を持った相手に無防備にも武器を手放せと言われてよもや手放せるわけもなく、ほんの少し互いに我慢ができなかったこととか、歩み寄れなかったことが原因でああいう状況に陥ったのだと…。
 個人のレベルでも、ダオスは民が生きるためにアセリアの人々を殺すことを是としたのに、クレスたちの同じように大切な人たちを守りたかったことに起因する怒りは理解しないし、クレスたちも自分たちに戦う理由があるけのに、時折提示されるダオスが戦う意味を考えようとしない。
 ただ、どちらかが悪いというよりは、互いに何かが欠けていたのであって、またクラースが最後に述べるように、それが相手にとってどうであろうと「自分たちの正義」があったのだと。


 後、族長を描くと度々主張していますが、ブラムバルドはアーチェに極刑を言い渡したところが強調されてハーフエルフに冷たいと勘違いされがちですが、極刑はあくまで集落の掟であってブラムバルドの意思とは無関係なところにあるもので、実際はいくらルーチェが頼んだところで聞き入れる義務などないところ、他のエルフの反対を押し切ってアーチェを解放したたというところの方がむしろブラムバルド本人の考えが反映されていると考えるべき。

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